クローン病患者のためのレシピ本を購入してみました。

こんにちは。クローン病患者歴10年以上のhigoxです。

私は現在、いわゆる寛解状態ではありますが、この状態を維持するため、寛解状態以前とあまり変わらない、厳し目の食事制限を続けています。しかし、最近いつものメニューに飽きてきてしまったので、QOL向上のためにも、クローン病患者のためのレシピ本を購入してみました。今回はそのレビューとなります。

 

今回購入したのは以下の「クローン病潰瘍性大腸炎の安心おかず」という本です。とても似た本に「クローン病潰瘍性大腸炎の安心ごはん」という本もあります、著者が同じ方々ですので、似たような内容になっているのかとは思いますが、今回はこれらのうち、発売日の新しい、「安心おかず」の方を購入しました。

 

著者の一人でもある田中可奈子さんはクローン病の息子さんを持つ、料理研究家で栄養士の方だそうです。この本には74種類ものレシピがのっていて、中身を確認すると、比較的簡単に作れそうなものが多いです。また、普段は食べられないようなハンバーグやカレーなどの洋食の作り方もあり、チャレンジしたい気持ちになります。また、主菜と副菜を一つの鍋で同時に仕上げる方法や、作り置きできるおかずのレシピもあり、役立ちそうです。

さらに、レシピだけでなく、食品の脂質の量や、食べてはいいもの、いけないものなどもまとまっており、勉強になります。この本、おすすめです。

 

レシピに関しては、またチャレンジしてみましたら、このブログで報告していきたいと思います。

クローン病患者の私が摂取している5種類のサプリメント

こんにちはhigoxです。今回はクローン病患者でもある私が健康のために摂取し続けている5種類のサプリメントを紹介します。

 

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1. ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル

まず、クローン病患者は厳しい食事制限がありますので、どうしても不足しがちな栄養素がでてきてしまいます。それを私はネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラルで補っています。少し大きめなサイズで飲みにくいように感じますが、実は錠剤の真ん中に筋に沿って半分に割って飲むことで飲みにくさは解消します。さらに、この半分のサイズのものを1度に飲むのではなく、朝と夜に分けて飲むようにすると、サプリメントの効果を高めることにもつながりおすすめです。

 

 

2. ネイチャーメイド スーパーフィッシュオイル(EPA/DHA)

次に飲んでいるのがネイチャーメイドのスーパーフィッシュオイルです。EPA/DHAはオメガ3系の脂肪酸で炎症を抑える作用があり、クローン病の症状を和らげる効果があるとも言われています。(プラシボであるという説もありますが、長いこと摂取していて副作用も出ていませんので、私は続けています。)

これも粒が少し大きく飲みにくいのがデメリットでしょうか。1のスーパーマルチビタミン&ミネラルのように割ることができるタイプではありませんので、頑張って飲むしかないのですが、私はすぐに慣れることができました。

 

3. NowFoods Biotin 5000mcg

ここから下の3つのサプリメントはいわゆるビオチン療法を行うために摂取しているものです。ビオチン療法とはビオチンと活性酪酸菌生剤とビタミンCを摂取するという治療法で、クローン病と同じ自己免疫疾患である掌蹠膿疱症アトピーの治療として有名なものです。このビオチン療法の「ビオチン」の部分を私はNow Foods社のBiotin 5000mcgで摂取しています。

 

4. 強ミヤリサン 錠

次はビオチン療法の活性酪酸菌生剤の部分であるミヤリサンです。ミヤリサンに含まれる宮入菌(酪酸菌)は、腸内環境を整え、炎症などから守ると言われている、酪酸を発生させます。いい事ずくめのようですが、どうも人によっては合う、合わないがあるそうですので、まずは330錠入りの小さい方から始められるのをおすすめします。

 

5. ディアナチュラ ビタミンC

最後に紹介するのがビオチン療法のビタミンCの部分です。ビタミンCのサプリメントはたくさんありますが、コストパフォーマンスのよいディアナチュラのビタミンCを摂取しています。

 

クローン病が発覚するまでに私の体に起こった5つの症状

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今回はもう10年近く昔の話にはなりますが、私のクローン病が発覚したときのことを思い出しながら書いていきたいと思います。現在体調のすぐれない方、ひょっとしたらクローン病を患っているんじゃないかという疑いをもたれている方は、是非、自分の症状や環境と照らし合わせながら読んでみてください。

 

 

クローン病の前兆だったと思われる5つの症状

クローン病が発覚する1、2年前から私の体には異変が起きていました。それらの症状は、しばらくすると治ってしまうものでしたので、特に通院せず、症状が表れたときのみ市販薬を使用して症状を抑えていました。今になって思えば、この頃の症状はクローン病によるものだったのではないかと思います。

 

・発覚前に発生していた症状① 下痢

当時の私は学生であり、たびたび飲み会に参加していました。しかし、いつの頃からか、アルコール度数が高め(20度以上程度?)のお酒や揚げ物等の脂っこい料理を飲んだり食べたりした日の夜や次の日の朝にお腹を下すという症状が現れるようになりました。はじめのころは食べ過ぎが原因かとも思っていたのですが、症状が現れる頻度が高くなるにつれ、飲み会からは足が遠のくようになっていました。

また、あまりに頻度が高かったため、病院に行き診察も受けたのですが、その時は「過敏性腸症候群」と診断されていました。

 

・発覚前に発生していた症状②発熱

さらに、当時の私はしょっちゅう熱を出していました。ほとんどの場合は微熱と呼べるような範囲であり、昔から体は強くなかったので、特に気にしていなかったのですが、今になって思えばクローン病の症状が出ていたのではないかと感じています。

 

・発覚前に発生していた症状③ 蕁麻疹(じんましん)

また、蕁麻疹(じんましん)が出ることも何度かありました。クローン病の症状として、蕁麻疹が出るというのはあまり聞きませんので、ひょっとしたら関係ない症状なのかもしれませんが、当時の私にはたびたび蕁麻疹が発生していました。特に栄養ドリンクを飲むと、ほとんど毎回のように発生していました。蕁麻疹自体は30分から1時間もすればおさまってしまっていたので、こちらも特に気にせず生活していました。

 

・発覚前に発生していた症状④ 味覚障害

なんどか味覚障害になったこともあります。匂いは感じることができるけれでも、全く味がわからないという症状です。何を食べても粘土のような感じになります。当時はこの症状は食生活の乱れからくるものだと考え、マルチビタミン・ミネラル等のサプリメントを摂るようにしていました。

 

・発覚前に発生していた症状⑤ 痔

よくよく考えてみると、痔(痔ろう)にもなっていたと思います。ある日から下着に白っぽい、ちょっと変わった臭いのベタベタした汚れがつくようになりました。クローン病発覚後に判明したのですが、膿(うみ)や腸液だったようです。この症状に関しては当時も悩み、病院にかかる一歩手前まで行ったのですが、自然と症状がおさまってしまったため、結局病院にかかることはありませんでした。

 

まとめ

前兆とは書きましたが、結局クローン病の症状としてよく知られているような「下痢」や「発熱」、「痔」などの症状がクローン病と診断される1、2年前から発症したり、治まったりを繰り返しながら現れていたことが分かりました。クローン病の症状はこのようにしばらくすると治まってしまうことがあるため、病院にかかるタイミングを逃しやすいのかなとも思います。

また、病院にかかっても、クローン病大腸内視鏡検査でないとその診断が難しいとされています。私自身もはじめて病院で診察を受けた時点では、過敏性腸症候群と診断されました。現在、過敏性腸症候群と診断されている方で、その治療で症状が改善していかない方は是非セカンドオピニオンを受け、大腸内視鏡検査の受診を検討してみてください。

クローン病の基本

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こんにちは、クローン病歴10年のベテラン患者でもあるhigoxです。

今回はこのブログのテーマでもある「クローン病」の基本的な部分について書いていきたいと思います。

 

 

クローン病ってどんな病気?

クローン病は口からお尻までの全ての消化管の粘膜に部分的に炎症や潰瘍が発生する病気です。安倍首相も患っていることで知名度の高い潰瘍性大腸炎と同じ「炎症性腸疾患(IBDともいいます)」の一つです。1932年にアメリカでクローン先生によって報告されたため、クローン病といいます。よく勘違いされますが、クローン人間やクローン羊の「クローン」とは全くの別物です。また、感染したり、遺伝したりすることはありません。

 

クローン病の症状は?

自覚症状としては「腹痛」、「下痢」、「発熱」、「お尻の痛み(痔)」、「体重減少」、「全身のだるさ」、「食欲の低下」等があげられます。また、これらの症状は良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら長い期間続くことになります。

また、炎症が激しい場合は腸閉塞や、消化管穿孔(腸に穴があくこと)が生じます。その場合は外科手術により腸の一部を取り除くことになることがあります。

 

クローン病の原因は?

クローン病の原因は諸説ありますが、現時点でははっきりと分かっていません。クローン病にかかりやすい体質に、さまざまな要素が加わることで発症すると言われています。この要素としてはストレスや生活習慣や食習慣がよく挙げられます。

 

クローン病の発症

クローン病が発症する時期は10~30歳までの比較的若い世代が多く、中高年でほとんどないことが知られています。日本での患者数は年々増加しており、1976年には128人であったものが、現在では4万人以上と言われています。

 

クローン病の治療は?

クローン病は症状が軽いとき(寛解期)と、重いとき(活動期)を繰り返す病気であり、それぞれの時期に合わせた治療を行います。

まず、症状が重いとき(活動期)は、その症状を取るための治療が行われます。ここでは炎症を抑えるためにステロイドプレドニンなど)を使用することもあります。また、さらに炎症がひどく、腸閉塞や、消化管穿孔(腸に穴があくこと)がみられる場合は、腸の一部をとりのぞく、外科的な治療が用いられることもあります。多くの場合、この期間は入院生活となります。

次に症状が軽いとき(寛解期)はその状態を維持するための治療が行われます。その内容は食事療法と、薬物療法に分けられます。

食事療法は腸に刺激を与える食べ物を制限するという治療法です。一般的には低脂質・低残渣である食事が望ましいとされていますが、その内容は病状・病変部位により微妙に異なります。また、アレルギー反応を示さないアミノ酸からできている成分栄養剤(ドリンク)が用いられることもあります。

薬物療法としては、炎症を抑えるための5-ASA(ペンタサ、アサコールなど)、過剰な免疫反応を抑えるための免疫抑制剤(イムラン、アザニンなど)、免疫異常や炎症を引き起こしているTNFαやILの活動を抑えるための生物学的製剤(抗TNFα抗体製剤としてレミケード、ヒュミラ、ILの働きを弱めるものとしてステラーラ)が用いられます。

また、クローン病は日本では厚生労働省により特定疾患(いわゆる難病)に指定されており、申請を行い特定医療費受給者証を取得することで、一定額以上の医療費に対して補助を受けることができます。

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